わたしのおさんぽ季節だより

散歩が大好き きょうも自然の声に 耳をすまして 足を止めて

和室の障子

障子の汚れが気になっていた。桟に誇りがたまったり破れたりするので、この際取り外してカーテンにしようかと思っていた。

そんな矢先、夫が障子張をかってでてくれ、丁寧に張り替えてくれた。

朝陽が射すピンと張った障子は気持ちがよく、私も背筋がのびる思い。そして何よりも優しくて温かい。改めて障子の良さを発見。カーテンにしないでよかった。

夕暮れ散歩 & みい助😾

日が沈んだあと、ひとり散歩へ。だんだんぽかぽかしてきたので、手袋もマフラーもとった。ほっぺただけが冷たい。木々や家々の輪郭くっきりしてきて美しい。今日の賑わいが去って、静かな夜が始まる前のいい時間。

亡きみい助の写真パネル。時々「みいちゃんー!」と不意に声をだすわたし…。寂しくてちょっとへんになったのかな、なんて思ったけど、夫から「みいちゃんがニャンと鳴いているから応えているんじゃないの」と言われ納得。きっとそうだ。

落葉と月桂樹のリース

日中は日差しが暖かく、庭で動いていると暑いくらい。でも午後になると、日が陰るのがはやく、あっというまに暗くなり冷えてくる。

風が吹くと、イチョウの葉が舞い落ちて、黄色い落ち葉のじゅうたんに積もっていく。冬はすぐそこまで来ている。

庭の月桂樹がぐんぐん大きくなり、葉をとってリースを作った。真っ赤なとうがらしは魔除け。

ベオグラード在住の詩人山崎佳代子氏の本を読んだ。ユーゴスラビア内戦が書かれた本。 争いは昔も今も起き続けている。怒りと悲しさの闇が、大きくなるばかりのような気がする…。

イチョウの木 ゆっくりと黄葉はじめる

長閑だ。

暑い夏が長かったので、秋が短くなるのではと心配した。が、連日秋空が広がり、おだやかな日が続き、季節の歩みがゆっくりと進んでいるのを実感している。

家の前のイチョウの木々もゆっくりと、黄葉してきた。

ただ、この空のずーっと遠くでは、おだやかではない出来事が起きているのだ。

絵本のなかのような駅

神奈川から静岡への県境の道路を走っていると、山間に可愛い三角屋根の駅舎を見つけた。すると赤いバイクに乗った若い郵便屋さんがやってきて、駅入口の赤いポストを開けて手紙を集荷。

絵本のなかのⅠ頁のようだった。

 

途中の小さな観光案内所で買ったみかんの美味しいこと! 皮が薄くて甘くて瑞々しい。感動もの。続けざまに2つ味わった。

秋晴れのなか山梨へ

朝出かける時に、植えたばかりのパンジーの元気な姿を確かめて出発。

河口湖駅は観光客と観光バスで賑わっていた。ほとんどが外国の観光客と言ってもいいくらい。耳にするのも英語と中国語ばかり。   welcome to Japan! 

山梨は、何処に行っても富士山が見える。本当に雄大で美しい。

帰宅後、西の空に夕焼け。空が燃えているよう。思わず「みいちゃん!😾」と叫んでしまった。あっという消えていった。

夕焼け&サッポーの詩

      夕星は、

      かがやく朝が 八方に散らしたものを

      みな もとへ 連れかえす。

      羊をかえし、

      山羊をかえし、幼な子を また母の

      手を連れかえす。

           「断片」より    サッポー (呉 茂一訳)

 

西の方に太陽が沈むのを見ると、この詩の一節を思い出す。羊をかえし、山羊をかえし、幼な子をかえし、雲をかえし、私もかえる、と口ずさむ。

「かがやく朝が 八方に散らしたものを みな もとへ 連れかえす」ここが好き。紀元前のギリシャの女性詩人がぐっと身近に感じる。

 

ただ、私の家路は東の方角なので夕焼けに背を向けて帰る…、みんなといっしょに帰れず残念…。

完食!

みい助😾も、ここのところ体調が悪く、食欲もなくぐったり。痩せて特に腰回りがヒョロヒョロ。薬も飲めずチュールを食べさせるのがやっとの状態だった。

心配で心配で、朝になると、生きてるよね?…と…

それが、昨日から食欲がでて、今朝は完食!!