「今年は豊作なの」と柚子をたくさんいただいた。昨年は数個だけだったそうだ。うちの夏みかんも同じ。昨年はさっぱり、今年は豊作見込み。みかん系の果実の当たり年なのかな。
まずは、絞ってサラダにかけたら、部屋いっぱいに柚子のいい香り。フレッシュサラダの美味しさが倍増。次はジャムを作ろう(^^) 「ごちそうさまです」
黄葉したイチョウの下、行き交う人々の話す言葉は外国語、ということは外国人が多かった。明るく弾んだ声々。日本の秋、満喫してくれたかな。
風にふっくりとそよぐススキ。ススキらしいススキ、久しぶり。
外にでたらすごい夕焼け! お日様が雲を引き連れて、あっという間に西に沈んでいった。ゾクゾクッとする夕焼けだった。
去った後には、おだやかで優しい残照。
車で走っていると、荒川に珍しいものが見えた。「六堰頭首工」(ろくぜきとうしゅこう)。ここから近郊の熊谷市をはじめ行田市、深谷市、鴻巣市の水田や畑の用水路に水が送られるそうだ。このお蔭で水不足が解消され、安定して農業が行われるようになったとある。
関東平野をゆったりと流れる荒川。自然の恵みと人の技術力。すごいなぁ。
旧中山道沿いにステキな赤レンガの建物。「本庄レンガ倉庫」。明治時代に養蚕の倉庫としてつくられたものだそうだ。人の手で積み上げて造られたものは年月とともに風格がある。
2階はキングポストトラストという造りで柱がない。壁のレンガが支えている構造。すごい!! 今は貸ホールにもなっていて、以前ブラジルの方の結婚式パーテーィが行われたそうだ。窓から差し込む光に照らされた新郎新婦。きっとステキな結婚式だったにちがいない。
日本のレンガ建物の番付表をいただいた。横綱はやっぱりあそこ、東京駅。レンガの建物に大いにそそられた。これをもとに折々にあちこち訪ねてみたいと思う。