わたしのおさんぽ季節だより

散歩が大好き きょうも自然の声に 耳をすまして 足を止めて

終戦記念日

足元を見ると、昼顔の4姉妹。こどもの頃、夏休みの野原でよく見かけた。庭の朝顔が早々と閉じたり、昼顔が夕方まで咲いて閉じたりするのを見て確かめていたっけ。 今日は終戦記念日。昔、母と行った湘南の海を思い出す。真っ青な海と空、その間を光煌めいて…

ヘチマの花 &『ザリガニの鳴くところ』

ノースカロライナの湿地を舞台にした小説『ザリガニの鳴くところ』がおもしろかった。読了後も、地図やグーグルアースで地形を確認して当時を想像したりして余韻に浸っている。著者のディーリア・オーエンズは動物学者で、69歳で書いたこの本が初めての小説…

ハナミズキ

街の通りは、ハナミズキがいつのまにか満開になっていた。ハナミズキといえば、ずーっと前に観た映画「ハナミズキ」(新垣結衣主演)を思い出す。お目当ての映画が満席で、仕方なく観た映画だったが、とてもよかった。一青窈の歌と、最後の会話「ただいま」「…

下仁田町の妙義山

今日は用があって西上州へ。上信電鉄の下仁田駅や駅前はレトロな雰囲気。なによりも、通りの真正面にそびえる山の姿には驚かされた。これがあの妙義山。もっとよく見たいがもう夕刻が迫っている…。 今度また来ようと言った私に、夫が今行こうよと、寄り道し…

体調不良…

昔読んだ熊井明子さんの「私の猫がいない日々」のなかで、愛猫が体調悪くてごはんを食べなくなったとき、ご自身も心配でご飯がのどに通らなくなった、とあったのを思い出している。実は今自分も…。みい助も体調がよろしくない。病院で診てもらっているが…。 …

川べりの散歩道も華やか

久しぶりの散歩道。花吹雪が舞うなかとても贅沢な気分。土手や広場には子どもたちが遊ぶ賑やかな声。 足元にはたくさんのタンポポ。黄色はタンポポ色のことだね。 雪柳も見事。 ムスカリ。鮮やかな青紫色。異国情緒が漂って心そそられる花。 花ニラ。太陽に…

チューリップと映画

ぐんと暖かくなって、庭のチューリップがいっせいに開花した。チューリップの明るさと可愛らしさは格別だ。気持ちを晴れやかにしてくれる。 最近立て続けにいい映画を観た。「スポットライト世紀のスクープ」「はじまりのうた」「ラ・ラ・ランド」 いずれも…

雨水後 巾着田散策 

24節気の今年の雨水は19日ころ。この頃朝晩に雨が降った。その後、乾いていた地面に水が吸い込まれ、大地が潤って春にむかって動き出した気配。 1週間前に訪れたときはつぼみだった福寿草が咲いていた。 白梅も満開に。 梅一輪 いちりんほどの 暖かさ 作者:…

越辺川の鳥たち

寄り道して、越辺川(おっぺがわ)の白鳥飛来地に行った。3年ぶりかな。あれーっ、白鳥が1羽もいない……。この時期たくさんいたはずなのに…。でも、カメラを構えて待っている人がたくさんいる。ということは、何処かにいって帰ってくるようだ。 以前は、自ら…

今日は 日本水仙

買い物の帰り、車を公園駐車場に停めて散歩。「気持ちがいい!」につきる。行き交う人としぜんに「こんにちは」とあいさつをかわしながら。 あら、今日は水仙だ! 昨日は「雪中四友」の玉梅と蠟梅を見た。みんな寒さのなかで春を告げている。

巾着田散策  春の訪れ

あっ、白梅! 今年初。寒さのなかでパッチリと花開く健気な姿にはいつも感激する。 川沿いの草むらにはイノシシ捕獲装置が、ドキリッ! 山に食べ物がないのかな…。 ロウバイ。これも今年初対面。いつもの年より見かけるのが遅い。たまたま出会わなかったのか…

快晴なり

朝カーテンのすきまから陽光が零れ、一気に引くと目がくらむほどのまぶしさ。みい助は私が起きるのを待ちかねていたように、早く外に出せ出せと催促する。玄関ドアをあけるやいなや、庭に猛ダッシュ! どんより空のみぞれ降る寒い昨日とうって変わって、今日…

ふくら雀

みい助は、庭の木に鳥がくると、トットットットッと走り、ソファーに座ってじーっと眺めている。 きょうもやって来たふくら雀。ふっくらと羽をふくらませて寒さをしのぎながら仲間と一緒。「福良雀」「福来雀」とも書いて縁起物。福を運んできてくれるのかな…

夕暮れ二人散歩

川沿いのこの道は、ひとり散歩は怖い。薄暗くなると人気なく風のそよぎに背筋がゾクゾクする。 今日は、二人散歩。「冬枯れの景色も美しいね」と相方。雲も木々も枯野もゆったりあるのは、このひろい空と大地のせい。

氷川神社へお詣り

大宮・武蔵一宮氷川神社にお詣りにいった。広い境内には、大きな木がいっぱいあって清々しい空気が満ちていた。持っていった古いお札を納めて新しいお札を買った。 夕方のせいか下校の学生が多く、一心にお祈りする姿が印象的だった。受験生かな。 初めて見…

芽がでた

日中は暖かい陽射しが続くが、風は冷たい。朝晩はマイナス4度前後。午前中は日陰には霜がまだ残っている。 風がなければ、外の冬の冷たさも気持ちがいい。なまった感覚と体の隅々が目覚めるようだ。 庭では、スノーフレーク、チューリップ、昨年埋めたヒヤシ…

雨の夕方ドライブ 東秩父村へ

夕方の買い物から、気分転換にと西へ西へ車を走らせて、気がついたら東秩父村(埼玉県で唯一の村)に。秩父の山がすぐそこに。村はすっかり静まり返っている。もうすぐ夕闇が降りてきそうだ。 晴れた日は山がきれいだろうなぁ。春は草木がきれいだろうなぁ。深…

画文集 2冊

こちらでも3日前、雪が降った。一面雪景色、とはならなかったが、 私は、すでに山の真っ白い深雪のなかにいた。 辻まことの画文集「山の声」「山からの絵本」の世界に。 山のなかの張りつめた静けさ、透明感、孤独感、…。 いつもそばに置いておきたい本だ。…

年末年始 辻まこと

昨年の12月は、久々に賑やかだった。会える時に会おうと、友達や妹夫婦が泊りがけで遊びに来て、おしゃべりに花が咲いた。調子にのってランニングのイベントにも参加した。ここまではよかったが、健康にいいからと「かかと落とし」を一生懸命やってしまった…

タラヨウの葉っぱ

高麗神社のタラヨウ(多羅葉)の木。この葉っぱの裏に傷をつけて字がかけるそうだ。平安時代の文のやり取りに使われ、なんと「葉書」の始まりになったと言われている。今でも切手を貼れば届くそうだ。 来年の年賀状は、パソコンに頼らず、御無沙汰している人の…

夜の六本木ヒルズ

昨夜、用があって六本木ヒルズへ。本当に久しぶりの都会のど真ん中。師走の夜の六本木は初めて。入り口には、大きなクリスマスツリー。一気に高揚感に包まれる。 人が大勢。しかし、それぞれが冬の都会の輝きに酔っているのか、静かな賑わい。 遠くに東京タ…

思い立ってランニング

今日は朝から寒く風も冷たい。夕方、運動公園内をランニングした。走るといって歩くような速さ。走るのは?十年ぶり…。(横断歩道で走るくらい) 約1100メートル、10分。走れた。身体ポカポカ。満足。 明日は満月らしい。

森の妖精・トントゥ

フィンランドの森の妖精トントゥ、今年も仲間を増やして出窓に登場。一気に部屋の中が賑やかなクリスマスモードへ。(婦人之友 西村光世さんの松ぼっくりでつくる森の妖精・トントゥ参照) 12月は、友達たちや妹に会える楽しみがある。そして本の楽しみが広…

柚子

今年もお隣りさんから、たくさん柚子をいただいた。野性味いっぱいの大きな柚子だ。柚子味噌に柚子胡椒に大根の浅漬けにドレッシングにそしてジャムに。 今日みそか 香りたちこめ 柚子のジャム

落葉

北風が吹いて、家の前の銀杏がいっせいに葉を落としはじめた。 すぐ後ろの河川敷では、2年前の台風で流された橋の復旧工事がやっと始まって騒々しい。朝8時頃から夕方まで、大きな音が鳴り響いている。 この小さな橋が完成すると、川向こうの散歩が復活でき…

今日の夕焼け

夕焼けが空一面に広がった。天も地も祝福ムード。大谷翔平選手、ア・リーグMVP受賞おめでとうございます!!

イチョウの木々 & 里芋の煮っころがし

家の前のイチョウの木々が、黄葉真っ盛り。家の中からの眺めも見事だが、玄関ドアを開けると燃えるような姿が目に飛び込んできて圧倒される。 昔、ゲーテの詩の “Gingo biloba”(イチョウの葉) を読んで以来、ギンゴビロバという名が気に入ってそう呼んでいる…

西多摩の紅葉と寂聴さん

今日は西多摩方面に出かけた。遠くには青い山々がそびえ、目の前には多摩川が光り輝いて流れている。 青空の下、木々の紅葉のシフォニーがそれはそれは賑やか。反面、悲しさを感じるのは澄んだ空気のせいかな、などと思っていたところ訃報が飛び込んできた。…

三日月と金星

夕方遅い散歩の帰り路は、陽が沈むとあっというまに暗闇に包まれる。土手沿いの草茫々の細い道は、まるでけもの道のよう。ザワザワと音がするたびに、ビクリッ…。風なのか何なのか…。一日の終わりの静けさではなく、夜がはじまる賑やかな気配がたちこめる。…

巾着田 散策

ビルも電線も鉄塔もなくとても長閑。日和田山の山すそまで見えるのがいい。ふもとに人の暮らしがあるのもいい。 大きな桜の木の、正真正銘「最後の一葉」 お彼岸には一面真っ赤に染まる曼珠沙華。これも最後の一輪。 ひっそりとキバナコスモス 「あら、ラベ…