途中の看板を見て、寄ったところがこの樹齢1000年の「上谷の大クス」。予想以上に巨大な姿におどろいた。
幹回りは、15メートル。高さは30メートル。
がっしりとした幹。ぜんぜん衰えていない。一口に樹齢1000年というけれど、それはすごいこと。気配に圧倒されて足がすくみそうになる。
空気が清涼で気持ちがいい。遠くの眺めもいい。一本の支えもなく立ち、まだまだ生命感あふれる姿はおどろきだ。こういう巨木は、温暖なところが多く、山深い気温の低い越生のような土地では珍しいとのこと。
帰りには近くに住むおじいさんから、フキノトウを分けてもらった。夜は、天ぷらと味噌和えにし、ほろ苦い山の春の味を堪能。
坂を上る途中、突然窓から馬が顔を出したのでびっくり。乗馬の馬かな。