車で走っていると、荒川に珍しいものが見えた。「六堰頭首工」(ろくぜきとうしゅこう)。ここから近郊の熊谷市をはじめ行田市、深谷市、鴻巣市の水田や畑の用水路に水が送られるそうだ。このお蔭で水不足が解消され、安定して農業が行われるようになったとある。
関東平野をゆったりと流れる荒川。自然の恵みと人の技術力。すごいなぁ。
旧中山道沿いにステキな赤レンガの建物。「本庄レンガ倉庫」。明治時代に養蚕の倉庫としてつくられたものだそうだ。人の手で積み上げて造られたものは年月とともに風格がある。
2階はキングポストトラストという造りで柱がない。壁のレンガが支えている構造。すごい!! 今は貸ホールにもなっていて、以前ブラジルの方の結婚式パーテーィが行われたそうだ。窓から差し込む光に照らされた新郎新婦。きっとステキな結婚式だったにちがいない。
日本のレンガ建物の番付表をいただいた。横綱はやっぱりあそこ、東京駅。レンガの建物に大いにそそられた。これをもとに折々にあちこち訪ねてみたいと思う。