わたしのおさんぽ季節だより

散歩が大好き きょうも自然の声に 耳をすまして 足を止めて

夏空とへちまと正岡子規

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夏空が戻った。郵便で届いた小さな6つの種が、こんなに大きくなって、居間の窓を涼やかにおおってくれる。順次収穫して、スープにおかずにお味噌汁にいれて食べている。大きいのはヘチマたわしに、9月になったら、ヘチマ水をとって化粧水に…

 

…と、ここでふと、思い出した。9月、糸瓜と言えば…正岡子規糸瓜忌

    糸瓜咲きて 痰のつまりし 仏かな

    痰一斗 糸瓜の水も 間に合わず

    をとゝひの へちまの水も 取らざりき  ≪絶筆三句≫

最後の最後まで句人だった正岡子規