東京都北区西ヶ原にある旧古河庭園。ここは都会の喧噪を離れひっそりと静かだ。大正生れの重々しい石造りの洋館も、同じ空の下で、春の息吹を待つ。

朝まで、昨日の雪がうっすらと残っていた。日差しの下で、プリムラも紅梅のつぼみも開き始めていた。

暦の上では昨日が雨水だったが、きょうは雨から雪になった。開くはずのつぼみもかたく結んだまま。 つぼみのなかには、「親指姫」がかくれていそうだ。

散歩道で見かけた小さな花壇をパチリ！ 植えた人の楽しさが伝わってくる。ステキな小宇宙。

今朝、明るい日差しに誘われて庭にでると、昨年植えた水仙の芽が出ているではないか！少し前に見た時はまだだったのに。 あっ、チューリップやクロッカスの芽もでている！

梅の花の初々しさ。私も気持を新たにして春を迎えよう、がんばろう。

長野、千葉、東京、群馬、茨城からやってきて、一つ鍋の中でグツグツ。さぁ、みんなの力もらって元気をだそう。

福島駅から飯坂温泉までのローカル列車。曾根田、岩代清水、泉、上松川、桜水、医王寺前、花水坂駅etc.と情緒ある名前の駅が並ぶ。様変わりしても街はその名前を裏切らない。 若い車掌さんが、車内で切符を販売し、駅で切符を回収している姿は、親切で実直で…

一生おなじ歌を 歌い続けるのは だいじなことです むずかしいことです あの季節がやってくるたびに おなじ歌しかうたわない 鳥のように （岸田衿子）眠る前に読んだこの詩が、身に沁みた。きょうは２月の１日。