黄色い鮮やかなラッパ水仙が花盛り。だいぶ暖かくなったけど風ははまだひんやり。この風の尖りがゆるんだころ、水仙はチューリップにバトンタッチする。

裏の窓を開けると、のどかな風景が広がっている。初めてのところなのに「お帰り」っていう声がする。

昨年秋に株分けしたクリスマスローズ、今日第1号が開花！ うつむいた姿がなんとも可愛い。大好きな花だ。それぞれが新しい地で着々と根づいている。

どんな合図があったのか、一頭が動き出したらぞろぞろとやってきた。牛の目には私たちがどんなふうに映っているのだろうか？ 牛はいつも同じ印象だ。力強く逞しい、静かなまなざしも変わらない。きっと永遠に。

１月末に、横浜の庭を掘り起こした球根を、新しく移り住む家の庭に植えた。私たちよりも一足先に根付いた。いっしょにいたものはみんな家族のようなものだから、とても心強いなぁ。

また鳥の被害（？）に遭わないように玄関先に置いたら、夫も毎朝のぞいていく。次々とつぼみがでてきて、晴れた日はいっせいに花が開く。

鳥の害（？）を免れたクロッカスをあわてて木箱に移し替えた。日差しをうけて花びらが開いた。多年草だからこれからもいっしょ。新しい地で共に根をはりましょうね。

日が差してきたので、クロッカスの花を見ようと庭に出たら、キジバトが現れた。昨日あった黄色いつぼみがないではないか！！！ 犯人はひょっとして、きみ？……