「みいちゃん、しあわせ？」返事がききたい。

「みいちゃん」と呼ぶと、顔をあげた。しっかりとこちらの目を凝視する。

空には雲たちが楽しそうにうかんでいる。畑はまだ二日前に降った雪におおわれている。冷たい風が気持ちいい。雪を撫でた風の冷たさだ。

裏庭の夏みかん。たった1メートル位の高さに大きな実が10個。満足感、お得感、幸せ感いっぱい。ひとりでニコニコニヤニヤしてしまう（(^_-)-☆ 収穫はいつにしようかな、とかんがえていたら、酸っぱい果汁が口に広がってきた。

あじさい いちじく 桜 ミツマタ冬の草木は、内に向かって力強く、生命がみなぎっている。逞しい。美しいと思う。

今日は気温が下がってようやく冬らしい寒さ。外にでると吐く息が白い。家では、「♪ねこはこたつで丸くなり〜」の代わりに、ウチのみい助は、ストーブの真ん前に陣取って、お得意のねじりポーズでくつろいでいる。

お正月ころからあちこちの庭でロウバイ（蝋梅）が花盛り。控えめな黄色の花とふっくらとしたつぼみ。 「しらじらと障子を透す冬の日や室に人なく蝋梅の花」窪田空穂

人生の終わりに、どんな風景が美しかったですか？と聞かれたら、何気ないこんな風景が浮かびそう。

歩いていたら、思わずギョギョッ！！道端にたぬきのはく製が！ 一方はゴルフクラブを振り上げ、片方はとっくり片手に蓑傘姿。 どなたが置いたのか、過度の遊び心に心臓がびっくり。生きているたぬきが見たらもっと驚くだろう。ドライバーの方も気をつけて！ …

西のかなた秩父の山々をみながらウォーキング。もくもくと歩いていると、足元に静かな大地の力を感じる。はだかの木々や黒々とした畑の土が逞しく感じる。

今日は、朝から風もなくおだやか。 歩いて氏神様に初詣にいった。 ひっそりとした境内、 咲き始めた紅梅が 迎えてくれた。時間が止まったような 小さな別世界。 懐の深さを感じるのは 歴史の重みかな。

熊谷市の国宝妻沼聖天山（めぬましょうでんざん） パンフレトに「ボクを見つけてね！」とあり、本殿の彫刻をくまなく探す。あきらめたころ、夫がついに発見。今年はいいことがありそう！有難う！！

風が吹いて、小さなさざ波が、朝陽にきらめく。みんな目を細め、微笑む。（熊谷スポーツ文化公園にて）