2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧
風も雲も気持ち良くすーっと流れていた。2012年の6月も今日で終わり。今年も半分が終わり。梅雨晴れも今日で終わり。西の方から雨がきている。
ここしばらく、雨はちょっとおやすみ。きょうは午後から強い日射しになった。 梅雨も後半に入る。昨年は明けるのが早かったが、今年はどうかな。
うっすらとほお紅をさしたような今日の夕焼け。 駅からの道、夕焼けに向かって帰る。なんておだやかな時間だろう。家に着く頃 フェイドアウト。
大きな木の下のベンチに座って、この花壇を眺めると疲れもふっ飛ぶ。春にはチューリップとパンジー、今はインパチェンスがいっぱい。この花壇を手入れしている人は、花がほんとに好きな人だと思う。あふれている…
根岸線のトンネルの上にある「山手イタリア山公園」。横浜の街並が見渡せる。 梅雨寒の今日、「外交官の家」に併設する喫茶店の客は私ひとり。丁寧にいれてもらった熱い珈琲がとても美味しかった。
茎が黄色くなり、枯れて倒れていたので、ドキドキしながら掘りおこした。あったあった、じゃがいもが! ほんとうにあった。土の中に埋めていただけなのに、ひとりでふくふくと育って、ほっこりしたかたちになっていた。
いただいた鉢植えのバラ。もうおしまいと思っていたら、ちいさなつぼみをたくさんつけていた。そのひとつが、きょうのお昼ころ、ゆっくり開き始めていた。
台風が去っても、空には重たい雲がのしかかったまま。 むくどりやひなどり、すずめたちは、餌をもとめて草の上を軽快に動きまわる。 (6月22日)
今日は夏至。朝から雨模様。だれもいない公園で、ひっそりと明るく咲いている白いユリ。
台風が去り、夕方には風もおさまり、西の空に夕焼けが広がった。富士山のあたまが見えたと思ったら、動きの速い雲にあっというまにおおわれた。
ガクアジサイは、周辺の花びらだけが開いて、額縁のように取り囲んでいるから額アジサイなのね。 台風4号が、日本に上陸。夜には関東地方を通過。6月に台風だなんて…。
学校から帰る人たち。 午後5時は、終わる時間と始まる時間が交差する。
「おいおい、どいてくれないかな」と迷惑そうな顔と、自分も彫像の一部になったつもりの鳩。 今日は、朝方に昨日からの雨があがり、ぐんぐん気温があがり、蒸し暑くなった。
夕方、雨が小休止。葉っぱの上に雨粒が…。雨粒のなかに空と木が…。
急に暑くなったり、雨が続き肌寒くなったり、なんとなく憂うつになりがちなこの時期には、田辺聖子氏の小説は、妙薬だった。 田辺聖子氏の小説には、あじさいがよくでてくる。「あじさいホテル」とか「レストランあじさい」とか。ロマンチックな季節になった…
6月は、青い色に呼ばれる。青梅にも然り。 店先で目が合い、少量だけど梅干しを漬けてみた。今度は煮梅。 日ざしが強くなりはじめるこの時期の青い色は、清々しく、風味をそそる。来る夏に備えるかのように。
奔放な/しかし不安定な生たちの/精いっぱいの試みのように/はげしく形を変え/押し合い ひしめきながら/流れる雲たち。 そのかたわらを/どこまでも/はてのない青さで/やさしく つきそってゆく/空。 空の/いつわりのないやさしさ。 吉野弘「雲と空と…
「今、世界中でだれが一番きれい?」と聞かれたら、迷わず「紫陽花」。 梅雨空の下、あちらこちらに紫陽花が静かに咲いている。日ごと、色濃くして。
小学校のころ、庭に咲いていたアジサイを、母は切って新聞紙にくるみ学校にもたせた。教室の花瓶に、わが家のアジサイがよく飾ってあった。
朝から強い日射し、プランターのさやえんどうが、「とって、とって!」と、わたしを待っていた。
関東地方も梅雨入り。いつのまにか咲いていた紫陽花も、うつむきかげん。
波がひいたあとの砂浜のうつくしさ、時間の静けさ。
きらきらと光輝く海。踊りとびはねる光の子。
雨があがり、厚い雲がすがたを消すと、逗子の海には人々の姿。釣りをする人、ウィンドサーフィンを楽しむ人、海をみながらお茶を飲む人。
始めがあれば終わりもある。バラの季節も終わりに近づいてきた。 「人生はトシ相応のタカラがゆく手ゆく手に埋められてある。」とは、田辺聖子氏の言葉だが、私にとって今年のバラとの出会いは、そのタカラのひとつ。
聞こえてくるのは、干した布団をたたく音、家を建てている金づちの音、通る車の音、そして、気持ちよく風をうけてまわっている倉庫の上の風車の音。
角を曲がると、道の片側にサクラソウの群生。顔をこちらを向けて風に吹かれている。歩き疲れたのでここでひとやすみ。 みんなこどもの頃、花といえば、こういうピンク色の花びらを最初に画用紙にかいたっけ。
駅までの街路樹に、幹から新芽が。
あちこちの畑で、じゃがいもの葉が青々と生い茂り、うす桃色の花が咲いている。土の中では、おいもがすくすく育っているんだろうな。