2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧
花屋の店先にずらりと並んだシクラメン。1月31日を目いっぱい明るくしてくれる。
映画館をでたら、まずお茶を飲まなくちゃ。胸が熱くて、落ち着かないとこの街の中に入っていけない。『レ・ミゼラブル』ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、そしてヴィクトル・ユゴー素晴らしかった!!涙、涙…
河口湖大橋からみる夕方の富士。なだらかなすそ野が美しい。見惚れるとは、このこと。
甲府市武田神社の能舞台。「夏草や 兵ものどもが 夢のあと」冬ではあるけれど、この句が浮かぶ。夢のあとは、静かでもの悲しい。
後ろにもどっては、前にすすむ 時のブランコ 止まるには もうすこし 時間が かかりそう でも 必ず 止まる バニシング ポイント
ポプラのあるところ物語がある。高くそびえて、美しい姿。いつもそこには清々しい風が吹いているようだ。
「見よ、今日も、かの蒼空に 飛行機の高く飛べるを。」 (石川啄木『飛行機』より)
駅に降りたつと、ほほをさす寒さ。街の風景は帰郷するたびに、すこしずつ変わっているけれど、この寒さは変わらない。なじんだ冬の匂いがする。
どこまでも続く線路。あぁ、旅情がかきたてられる…。
一昨日は、嵐の前の静けさだったのかしら? 昨日は「爆弾低気圧」とかで、爆弾をいきなり落とされたような日。遠出する予定だったので、天気予報の「積もりません」を信じて出かけたが、積もりはじめたので途中で引き返してきて、正解だった。 今日は、晴れ…
今日は花を摘んで、自分に贈りたい気分、たまにはいいでしょう。 今朝は、昨日までの寒さがゆるんで、少しほっとした。
「白鳥飛来地」の看板を見つけ行ってみると、越辺川(おっぺがわ)にたくさんの白鳥がいた、いた、いた! 立っている白鳥を見たのも初めて、こんなに身近で見たのも初めて。
西新宿、5時。街灯がともり、街路樹の冬のシルエットが夕空に浮かびあがってくる。細枝の先までくっきりとみえる。黄昏時のつかのまの美しさ。
丸の内駅舎が昨年復元された。赤いレンガ姿が残ってよかった。ここで、上京した母と、休みの日によく「はとバス」に乗って東京観光をした。 時代とともに、古くなった建物が壊されて、現代的なビルに変わり、以前の様相が断ち切られることが多い。過去を呼び…
ここは、横浜の馬車道。よく「横浜のメリーさん」をみかけた。この通りにあるベンチに腰かけていた。隣り合わせにすわったこともあった。ある時、風のようにこの街から姿を消した。それから街の風景が一変した。 でも、ここにベンチがある限り、メリーさんが…
「 名前は土地に /波動をあたえる /土地の名前はたぶん /光でできている」(大岡信)私の好きな詩の一節だ。 今日も伊勢佐木町は、ごちゃごちゃとして、多国籍の言葉がにぎやかに飛び交っていた。
道のところどころに地面にさされた「幣束」(へいそく)を発見! ずっと以前に、夫の実家で年を越したとき、「晦日祓い」をしたのを思い出した。義父が幣束でお祓いして家中を清めて、その後除夜の鐘が鳴りだしたころ、初詣にでかけ、その道すがら幣束を辻々…
ここは小江戸と言われる川越の街。江戸時代からずっと時を告げてきた「時の鐘」が、2013年のはじまりを刻む。 近くの天保年間創業の刃物屋さんで、「お手慰みにどうぞ」とすすめられて包丁のキレを試させてもらった。音もせずすべるように大根が切れたのには…